Lifestyle
お風呂を、一日の終わりの特別な時間にした。
高級ホテルのバスルームが、好きだ。
白いタオル、心地よい香り、
やわらかい照明、静かな時間。
あの空間に包まれると、
一日の疲れがすっと溶けていく気がする。
でも毎日ホテルには泊まれない。
だったら、自分でその雰囲気を作ればいい。
そう思って、少しずつ変えていった。
まず、照明を暗くした。
洗面所の電気を消して、
キャンドルを一本灯す。
それだけで、バスルームの空気が変わった。
次に、香りにこだわった。
お気に入りの入浴剤を選ぶ。
バスソルトをひとつかみ入れる。
湯気に混じって香りが広がると、
どこか遠い場所に来たような気分になる。
そして、時間をかけることにした。
スマホは持ち込まない。
ただ、お湯に浸かる。
目を閉じて、深呼吸する。
一日の出来事を、静かに手放していく。
たった30分。
でも、その30分が
翌日の自分への贈り物になる。
お風呂は、ただ身体を洗う場所じゃない。
一日の終わりに、
自分を丁寧に扱う時間。
その積み重ねが、
内側から豊かにしてくれると信じている。
―The Inner Luxe―